『占星学とカバラ―生命の木』を速攻で読んだ

占星学とカバラ―生命の木 (カバラシリーズ)ゼブ・ベン・シモン・ハレヴィ 著、丹羽敏雄 訳(出帆新社、2004年4月発行)

サイトのビジュアル・デザインに占星術の知識が必要だったんで、市立図書館で選んだ1冊だ。ロンドン在住の著者、ゼブ・ベン・シモン・ハレヴィを知らなければ、カバラも知らんかった。占星術の入門書として読むには、片寄っているかもしれないけど、どうなんだろう。そんなことも知らなかった。

でも、でもだよ・・・読んで良かった。仕事であることを離れて、ほとんど理解できないまでも興味に引き込まれるままに、ぼくとしては珍しく速読で素早く読んでしまった。占星術などの先入観のないままに読んだのが良かったかと思う。ぼくのこれまでの宗教観とか歴史感を変えられたのは確かだ。カバラの考え方は、これまでぼくが学んできたものと違うが、そういう考え方があると知っただけど、ホッとしている自分を見つけることができた。

序論で著者は、どんな人生の結果もホロスコープ(占星術)のなかに提示されている。とか、カバラは霊魂の転生を当然としている、と書いてある。それにもかかわらず、本書を読みながら、単に、神秘主義的な気持ちに陥らない。それは、訳者あとがきに「カバラと占星学が、本書の中で現代のユング心理学との有機的な絡みのなかで見事に再現されている」とあった通り、心理学的側面からの考察のせいが大きいからだと思う。