Kate Banks と Georg Hallensleben の絵本『What’s Coming for Christmas?』

What's Coming for Christmas? (Frances Foster Books)Text copyright (c) 2009 by Kate Banks
Picture copyright (c) 2009 by Georg Hallensleben

今頃クリスマスの絵本もなんだけど、東北の地震、津波そして福島原発の事故が重なっている。ニュースを見ているとついついめいってしまう。こういうときに、ケイト・バンクスとゲオルグ・ハレンスレーベンの絵本を見ているとほんとホッとする。

たぶんクリスマスイブの日の出来事が描かれているんだと思う。最後のページだけは夜が明けたクリスマス。それまではイブの日中から夜にかけてに日常が描かれている。クリスマスといってもサンタとかトナカイは出てこない。

Something was coming.
と何度も何度も繰り返される。
何がやってくるんだろう。
You could see it in the way the snowman’s eyes sparked.
という具合に気配、あるいは徴候が描かれ語られる。

イブの日に感じるスピリチャルな何かを直接に描かかずに、感じるすばらしい絵。ぼくの場合だと、12月31日を迎える前のあの慌ただしさを思い出した。親戚があつまっての餅つきだとか、父と弟や妹と買いに行った松飾りのあの匂い。元旦の朝、新雪を踏んで祖父と言った近くの神社など、この絵本と同じ気配を感じていたことがあったことを思い出した。今は全く感じることのない気配だよな。

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クリスマスにやってくるのは?