軽い五十肩で堀江の整骨院通い

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この写真、面白いでしょ。通院している整骨院のショーウィンドウ。肩こりがひどいけど、それとは別な痛みがあるんで、行ったら五十肩になりかけでしょうと言われた。寝返りの際とか、物を取るのに腕を伸ばしたときなんか、「あ、痛っ」となる。それほどひどい痛みじゃないけど、これ以上ひどくなったら嫌なので、週に1度のペースで通院している。指圧のようなこととかした後、テーピングをしてもらっている。テーピングってすぐに効果が現れるので、素人目にはほんと不思議です。

このショーケースも不思議でしょ。何十年も昔から、このまんま。設置したのは、現在の先生ではないらしい。実はここは堀江。今は整骨院の回りはおしゃれなブティックやカフェに囲まれてるけど、昔は違った。古くて小さなビルや家屋の中に古い材木会社が点在するだけの寂しくて陰気な街でした。

その昔は南(難波ともいう)で良く飲んでいて、酔い覚ましに歩いて新町まで帰ると、ここはちょうど中間で、真夜中にこのショーケースを見るのはちょっと不気味でした。まさか、ここに通院することになるとは思っていなかったなァ。患者さんもお年寄りより、ファッショナブルな若い男女を見る方が多い。みんな、腰痛。ブディクやカフェの店員さんかな。

歯の健康(4)/小学生の頃の虫歯治療

幼い頃、乳歯を抜くため、無理矢理に歯医者さんに連れて行かれたが、虫歯の治療はボイコットしていた。おかげで、小学生の半ばには虫歯だらけだった。学校の検診に来た歯医者さんに直すように言われて観念した。自分でもいい加減、困っていたのではないだろうか。

乳歯を抜いていた頃は別な市の街中に住んでいたから、歯科医院も近くにあったが、この話は、街の中心部から離れた辺境に住んでいたときのこと。校医の歯科医師は街の中心部の医院から、週に何度か辺境の医院に通ってきていた。その医院は、鉄道の本線と貨物の引き込み線が交わる、両方の線路に挟まれる場所にあったので、治療中も列車が通る度に振動が伝わっていた。

医院と言っても、見た目は小屋に近く、木造の平屋の小さな建物だった。通ってくる先生が入り口の鍵を開けるという具合で、全くの一人でやっていた。先生の来るのが遅れるとぼくは入り口の前で待っていたものだ。寒い季節だと、ストーブをつけたり、湯を湧かしたりということから始まる。

ぼくの虫歯はとてもひどかったので、すごく長い通院だった。治療前に何かの手伝いを頼まれると嬉しかった。そして、準備が整うと、列車の振動が伝わる治療の椅子に座って恐怖に耐えた。いつも、先生と二人だけだった。

先生は中年の女性で、一言で、かっこ良かった。母や近所のおばさんたちと同じ年頃なのに着ているものが違ったし、何といってもプロの職業婦人は専業主婦とはずいぶんと違った。小学校にも職業婦人の先生はいたが、街中からやってくる歯科医師に比べるとヤボったかった。優しくはなかったが、ぼくは観念して長く通院した。もし、その女性の先生でなかったら、あんなに完全に治療を終えることができたかどうか疑問だ。あの時、直していおいて本当に良かったと思う。その後も、あっちこっちの医院で何人もの先生に診てもらったが、今の担当の医師はあの時以来の中年の女性の先生だ。

床屋さんで長髪の相談をする

髪の手入れというのが、めんどうくさくて、もう何十年も短い髪型なんだけど、長髪にしようと思った。で、何時から散髪をしていなんだろう。何ヵ月なんだけど、髪を切らなかれば長髪いなるだろうと思っていたが、それが間違いだとわかった。なんともおさまりが悪くなって、十年ぐらいの行きつけの床屋さんへ相談に行ってきた。

中年にはまだしばらくある若い夫婦二人でやっている床屋さんなんだけど、若い女性客を見かけるのも珍しくないので、ご亭主のカットの腕前はいいに違いない。ぼくにも伸びるのを想定してパパッと素早くカットしてくれた。後は、延々と奥さんから長髪までの注意点とか手入れとかの指導を受けた。あー、もうあんまり覚えてないな。めんどうならまた、短髪かも・・・。でも、肩まで伸ばそうかな、って言ったら「やりましょう!」って、ノリノリだ。

少し白髪も交じってきているので、その辺りが注意しなければならないそうだ。白髪は色だけでなく、髪に含まれる水分が減っているという違いがあるそうだ。ふんわりと、ボリューム感が出てしまうそうだ。作家の五木寛之さんとか、俳優の田村正和さん、小泉元総理の髪質や散髪屋が工夫しているであろうことなどを聞いた。

前髪の処理でも、ブラシを駆使してあれと、これではイメージが違うでしょ、と熱心だ。基本は立てて寝かせる。あ、そうか東大教授の姜尚中さんだなと思った。テレビで見る姜さんはかっこいい。もちろん話の中味も。

それから、白髪の話のときに気になることを聞いた。子どもの髪を見ていると、最近は真っ黒な子が少なくなっているという。程度はいろいろだが、たいていは少し茶色がかっているんだって。いろんなところで変化が起きてるんだって、話になった。

歯の健康(2)/直る、ということはないと言われた

今日は、左下奥歯は、もう直るということはないですよ、と再び、三たび先生に念をおされた。だまし、だまし、長持ちさせるということです。肩が凝るのが原因かどうか分からないけど、痛みの伴った腫れぼったい状態を歯が浮く、といいます。去年のこと、ずっと長期にわたって仕事の忙しい状態が続いていたときに、歯が浮いたけど、いつものことと思って放置していた。ある日、噛むことのできない痛さで、20年近くお世話になっている歯医者さんに見てもらったら、レントゲン写真を見て、抜くしかないと言われました。でも、急ぐ必要はないので、しばらく様子を見てくださいと、上の歯を削って(金属を被せている歯)、噛み合わせを調整して、痛みを和らげていただいた。しかし、腫れぼったい状態はつづき、時には痛みを伴います。

その時の痛みは後で分かったことですが、膿が溜まり歯肉を圧迫しているからです。神経を取っているので、歯そのものの痛みはないのです。そのままにしていても、溜まった膿が出口を見つけて漏れ出すと、痛みは軽減します。腫れぼったい感じはつづき、もう、抜いてもらおうかとも思いました。しかし、虫歯でダメになった歯は長期に渡って何本も抜いているので、あっちこっちがブリッジ状態です。やっぱり、残っている歯は大事にしようと思って歯医者さんを変えました。

今度の歯医者さんも、いずれは抜くことになるけれども、それは最後の最後にしようということで継続的に診ていただくことになりました。歯垢を取ったり、歯を清潔に保つ処置をしていただきつつ、継続して診ていただいています。膿んだときは、1~2週間に一度、それ以外は1~2ヵ月に一度のローテーションで通院しています。

で、歯医者さんへの認識が変わりました。今迄は、虫歯の治療ばかりで、外科でケガを治してもらう感覚でした。今では、歯の健康を保つための継続治療という考え方に変化しました。そして、歯医者さんにもいろいとなタイプがあることも知りました。もっと、早く気づいていればなーというのが実感です。

歯の健康(1)/切開して膿を取った

左下の奥歯の治療に通院していますが、痛むのは左側に偏った使用が原因かもしれないと忠告されました。ということで、自分なりに意識的に右側で噛むようにしていたら、右上の前歯と奥歯の中間ぐらいの歯肉が腫れてきた。その歯の両側は抜歯によってすでになく、ブリッジの状態。つまり両側のブリッジをけなげに支えている貴重な歯というわけ。左をかばって、一生懸命に右側を使ってので、その歯に過剰な負担がかかったために膿んできたらしい。

麻酔注射を2ヵ所に射して、時間を置いての切開は全く痛みがありませんが、ずいぶんと膿みが出ましたよ、と先生に言われる。それが23日のこと。化膿止めと炎症止めの薬を処方されて、腫れは2日後にひきました。26日に経過を診てもらいに行ったら、少量だが膿みが出つづけているので、化膿部への薬の注入の治療をされて、さらに薬を処方されました。

いったい、歯が膿むとはどういうことですか、と尋ねたら、歯を支えている歯槽骨が溶けている状態だと聞かされて、ぞっとしました。それが進行すると、歯がぐらぐらしてきて、抜歯ということになるらしい。実は、左下奥歯が抜歯の危機にあって、ここでは、その経過を追っていきます。