Atomic / the Bikini Tapes

9月のはじめだったかな、The Five Corners Quintet と Atomic の feet music を買って聞いていた。FCQは文句なしに良かったけど、Atomic はずいぶんと荒っぽいバンドだな、という印象を持った。でも、聞くほどにFCQよりもAtomicの方がぼくの感性に合っていると感じた。そうしたら、もう一枚、Atomic のCDがタワーレコードの棚にあったのを知っていたので、すぐに買いにいったわけ。それがこの the Bikini Tapes なんだよね。なんと3枚組のボックス入り。予算オーバーだったけど、買ってよかった。数日後に行った時は何ケースかあったのがひとつもなかったからね。

さて、ライブ録音を編集した3枚組らしい。これをマックの iTunes にぶち込んで、2時間半を一気に聞くと、もーたまらにね。後半、3曲の盛り上がりがすごい。だから最近は後半部分だけを聞くことが多い。とても、いつもいつも全曲にはつきあえない(笑)。

これはまぎれもなくジャズだと思う。正直に言うと、ぼくはビバップ、ハードパップ、モダンジャズを上手く説明できない。その辺の知識はあいまいなので偉そうなことは言えないが、Atomic にハードバップを強烈に感じてしまう。ぼくにとって、ジャズって、前かがみになって前進するスタイルだと思う。そこから産まれる、ある種独特のスピード感がジャズだって感じている。だからAtomicはまぎれもなくジャズなんだよ。

2005 JAZZLAND RECORDINGS

Young Marble Giants / Colossal Youth

1131004242Macにつないだスピーカーを変えたので、普段聞いていないCDを引っぱり出して聞いていたら、今日は Young Marble Giants がとても良かった。ホームページを見たら、1980年に出たレコードだ。ニューウェイブやテクノのレコードが次々にリリースされていた。これはテクノよりの感じだが、妙にヒューマンなサウンドでずっと印象に残っていた。いま聞いていてもやっぱりいい。その頃に買ったレコードはとうにないが、このCDはいつ買ったか覚えていないけど、ずいぶん前のことだ。ジャケットもいい雰囲気だ。

atomic / feet music

1131005650ノルウェーのグループだ。同じ北欧だが、フィンランドのJukka Eskola や The Five Corners Quintet とは違うジャズだ。Jukka や Five Corners も好きなのだが、ちょっと上品にまとまっているところが不満だった。だから、atomic のサウンドをはじめて聞いた時は、こっちの方がぼくの好みだな、と感じた。ちなみにこのCDを選んだのはタワーレコードでジャケットが良かったからなんだ。紙製なんだけど、こういうのにヨワイ。

聞いてすぐに70年代のオランダのフリージャズレーベル、ICP(Instant Comorsers Pool)のサウンドを思い出して、少し懐かしくなった。といっても、ICPそのものというわけではない。アメリカのフリージャズの音も感じるし、現代音楽も感じる。そう、ヨーロッパ人の知性みたいなものを感じている。アメリカのジャズと大分に違う。でも、かれらのサウンドにまぎれもないジャズを聞き取るのは、そこに50年代のビ・バップとかハード・バップの臭いを嗅ぎ付けることができるからなんだ。このことは Jukka や Five Corners にも同じことがいえると思う。とにかく、最近はこれら新しい北欧のサウンドと50年代のバップをゴチャまぜに聞いているんだけど、とてもおもしろい。

JAZZANOVA / The Remixes 1997-2000

1131007256もう、1ヶ月ほど前、大阪中央区南本町の jaz’room “nu things” で阿木譲氏がこのレコードをかけてくれた。大音量でエレクトロニックなリズムを身体に浴びていると、とても気持ちが良かった。すぐにタワーレコードへ探しに行ったがクラブジャズのジャンルに置いてあった。そこにたどりつくまでいろいろと見てまわらなければならなかった。ぼくはこの頃の音楽を全くきいていないので、とても新鮮だ。仕事中に聞きながら、Webのデータなんかを作っていると、近未来小説の中に入り込んでいるような、とてもいい感じを味わえる。

Jukka Eskola / Jukka Eskola

113103411994年夏から大阪本町のjazz caff “nu things” へ通うようになり、阿木譲氏からいまのジャズを教えられた。クラブジャズとか nu Jazz と呼ばれるエレクトロニックなサウンドのジャズだ。ぼくは長い間、音楽を聞く生活の余裕がなかったので、それはまったく未知のサウンドで、モダンジャズを聞き始めた頃を思い出す新鮮な感動だった。このDiscは今年の夏に買った、フィンランドの Jukka Eskola のファーストアルバム。

nu things の LOVECRAFFT

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大阪本町の nu things から帰ったきたばかりだ。今夜は LOVECRAFFT の3回目。ぼくはこのイベントを楽しみにしている。いくつかのバンドとDJで、切れ目なしに長時間の大音量に浸っていると、とてもやすらぐ。パソコンを離れても、いつも仕事が頭から離れないけど、ここだけは別なんだ。とてもありがたい。

今夜は、別のイベントにも顔を出し、さらに仕事も片付けて、nu things へかけつけたのが12時前で、DJのほかは2つのバンドだけを聞くことができた。写真右上はヒップホップの一鉄のライブパフォーマンス。下の2枚はサンフランシスコのKosmic Renaissance。

こちらはね、写真にあるように、タブラのソロ演奏から始まった。すごくスピリチュアルな演奏が長く続いた後、ドラムセットに移ったが、そのときからサックス奏者が吹き始めた。あー、コルトレーンの世界だな・・・と感じた。コルトレーン後期のスピリチャルな世界から始まり、電子楽器も交えて、サウンドは白熱してコルトレーンのフリージャズへと遡った。さらに演奏は加速して、フリーインプロビゼーションの混沌へと一気に突き進んだ。休みなしの長い熱演だった。コルトレーンのレコードよりも、よりリアルなコルトレーンに出会えたような感動を覚えた。